「コンデンスリッチ豊胸」ってなに?
脂肪注入豊胸を検討していた私が、次に気になっていたのが「コンデンスリッチ豊胸」。「コンデンス」というのは「濃縮」という意味で、脂肪を濃縮させてから注入するのが、従来の脂肪注入法との違いです。
通常通り、脂肪吸引をして採取した脂肪を、外気に触れないまま遠心分離にかけ、しこりの原因になる老化細胞などの不純物を除去します。こうして濃縮された脂肪は「コンデンスリッチファット(CRF)」とよばれ、およそ80%の高い生着率を誇ります。
コンデンスリッチ豊胸手術によるメリットとデメリット
- 生着率が高い
- しこりができにくい
- 手術が短時間
- 異物注入のリスクがない
- 2〜3カップアップも可能
生着率が高い脂肪を注入すると、多くが吸収されて術後徐々にバストが縮んでいってしまうものですが、新鮮なコンデンスリッチを使うことで、生着率が高くなります。ただの脂肪注入方式では、脂肪が身体に吸収されてしまうため、せっかく作ったバストを保っておくことができません。コンデンスリッチ豊胸なら持続期間も長くなるため、キレイなバストを維持することがでいます。
コンデンスリッチ豊胸の大きな特徴は、遠心分離をすることで不純物を除去し、新鮮な濃縮された脂肪を使用できることです。しこりは、不純物が混入することによってできてしまうことが多いですが、新鮮なコンデンスリッチならそのリスクも軽減されます。また、一般的な脂肪注入法では一気に脂肪を注入するため塊になりやすく、壊死の原因となります。壊死した脂肪はしこりや石灰化してしまいますが、コンデンスリッチ豊胸ならその心配がありません。
生着率をアップさせた技術として他にも脂肪幹細胞注入がありますが、抽出から注入するまで最低でも6時間、長くて半日かかっていました。対して、コンデンスリッチ豊胸では、短時間で濃縮できる特殊な機械を用いるため、約2時間半〜3時間で手術を終えることができます。長時間の麻酔にさらされることもなくなり、身体への負担が軽いことも大きなメリットです。
シリコンなどを入れる豊胸手術法は、異物注入によるアレルギー反応が起こる恐れがありますが、コンデンスリッチ豊胸は自分の脂肪なのでそうしたリスクがありません。しこりのリスクと同様に不純物の混ざった脂肪よりも、拒否反応の可能性も低く安心して施術を受けることができます。
コンデンスリッチなら2〜3カップアップさせることもできます。濃縮された脂肪を注入し定着率も高いため、2〜3カップアップしている状態を長く保てます。また、脂肪吸引も行っているため、身体全体を見た時にもバストが大きくなっているのが目立ちやすく効果は抜群です。
- 痩せ型の人には不向き
- 脂肪吸引のリスクは負う
- 類似施術による詐欺
- 費用が高め
コンデンスリッチ豊胸は、脂肪注入法と同じく脂肪吸引をしてから行う豊胸術なので、極端に痩せ型で採取できる脂肪が少ない場合はその範囲での豊胸となってしまいます。太ももや腹部などに、つまめる程度の脂肪がある方でないと、コンデンスリッチ豊胸は不向きだといえるでしょう。
コンデンスリッチ豊胸は脂肪を遠心分離機にかけて濃縮したものを注入することで定着率を上げるなど通常の脂肪注入法よりも効果があるというメリットが目立っていますが、脂肪を吸引するという点では脂肪注入法と変わりありません。 脂肪吸引のリスクとしては、吸引箇所の傷跡や皮膚が凸凹してしまうなどが挙げられます。吸引時の痛みも我慢しなければならないため、いい面ばかりでなくこうしたリスクもしっかりチェックしておきたいところです。
コンデンスリッチ豊胸はCRF協会というところから認定されているクリニックでしか施術できないことになっています。コンデンスリッチ豊胸だと思って受けたらまったくの別物で効果もあまり見られなかったという残念な結果になってしまう前に、協会の認定を受けているコンデンスリッチ豊胸かどうか確認しておきましょう。
150万〜170万円程度が目安といわれているコンデンスリッチ豊胸の費用。やや高めなのでそれがデメリットとして挙げられることも多いです。コンデンスリッチだからといって確実に定着するというわけではなく、失敗する可能性もあります。左右で形が変わってしまったり、しこりができてしまったりというケースもあるため、費用の高さとリスクを承知したうえでコンデンスリッチ豊胸に臨むことをおすすめします。
コンデンスリッチ豊胸でおすすめの名医は?
豊胸術を得意としている美容外科の中でも、コンデンスリッチ豊胸に力を入れているのが、THECLINIC(ザ・クリニック)です。
THECLINIC(ザ・クリニック)でも名医として知られているのが、総括指導医の山川雅之先生。山川先生は、再生医療を得意とする「聖心美容外科クリニック」を創設した方で、総院長として日本全国主要都市でクリニックを展開してきました。当時は脂肪吸引のプロフェッショナルとして自らも数万という脂肪吸引の症例数を持ちます。
2009年に、コンデンスリッチファット療法を開始し、そのブランドを定着させ臨床検証も積極的に行っています。2013年には第102回日本美容外科学会の会長に任命され、業界内でもトップクラスの技術力を誇り、自ら手術を担当する傍ら専門医の育成にも力を入れている、今注目すべき名医なのです。
THECLINIC(ザ・クリニック)東京院の詳細情報
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